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2014-09-20
_ [Apple] Apple Configurator 1.6 になって増えた機能
iOS8 に合わせて Apple Configurator も 1.6 がリリースされました。Apple Configurator 1.6 で iOS8 の機能に合わせてプロファイル内に設定可能な項目が増えています。その辺りを紹介していこうかと思います。
新たに制限できるようになったこと
新たに以下の項目について制限できるように機能が追加されています。
- 管理対象 App が iCloud にデータを保存することを許可
- エンタープライズブックのバックアップを許可
- エンタープライズブックのメモとハイライトの同期を許可
- "すべてのコンテンツと設定を消去"を許可(監視対象のみ)
- 制限の構成を許可(監視対象のみ)
- モバイルデータ通信 App 設定の変更を許可(監視対象のみ)
- Handoffを許可
- Spotlight でインターネット検索結果を許可
管理する側としては、「"すべてのコンテンツと設定を消去"を許可(監視対象のみ)」と「制限の構成を許可(監視対象のみ)」が是非とも設定しておきたい点です。
「すべてのコンテンツと設定を消去」 を制限する
従来、iOS7 までは "すべてのコンテンツと設定を消去" ができるせいで、簡単にリセットができてしまっていました。リセットしてしまえば、そこから好きなように構築しなおしができてしまいます。勝手にリセットされたくない!というときに設定します。
初期値、"すべてのコンテンツと設定を消去"を許可している場合。すなわち通常状態。
"すべてのコンテンツと設定を消去"を許可しない場合。 iOS8 から新たに設定できるようになった項目。
"すべてのコンテンツと設定を消去" のボタンが無くなりました。
「制限の構成」を制限する
機能制限メニュー内に入るためには機能制限パスコードを設定する必要があります。ユーザが安易に機能制限パスコードを設定してしまって忘れてしまったらもうお手上げです。さらに機能制限をユーザが実施してしまったものについて、どうやらプロファイルで設定の上書きができないような感じですので、一括管理したいという要望がある場合は、これをユーザに開放するのはあまり得策とはいえません。というわけで必要事項のみ管理側で制限しておいて、このユーザによる操作を制限します。
この辺の項目が全部グレーアウトされて操作できなくなります。
「モバイルデータ通信 App 設定」ってなんだ?
制限するべきか否かと考える前にそもそもこの設定項目の意味がわかりません。と思ってメニューの中を辿っていたらありました。モバイルデータ通信メニューの中の、モバイルデータ通信を使用項目内で、各アプリの設定を変更できるか否かというところです。ここは通常さわらないでしょうけども、さわられて困るようなことはないと思うので解放しておいてよいでしょう。
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