この日記は https://yapud.hatenablog.com/ に引っ越し中
2011-05-04
_ [オコサマ] 教えることって難しい
無意識のうちに体や脳が処理してしまってるようなことを、かみ砕いて教えることができない。
仕組みがわかってて仕組みに則って自分内で処理してるんなら、それを順に説明すれば良いのだけど、
なんかなんとなくできちゃってることは、綺麗な処理順序として分解できない。
自分の行動や思考すらシステマチックに記述できないんじゃ世の中は綺麗に処理できるはずねえわ。
たとえば、単純な足し算と引き算。
ヒトケタやフタケタ程度の計算なら脳内でイメージとして瞬時に処理できてしまう。
だいたいこのくらい、って見積もれてしまう。これは実際に四則演算の計算をしてるわけじゃなさそう。
脳内に持っている自分用に最適化されたイメージのなかからピックアップしてるような気がする。
それはきっと経験から得られた(というか自分なりに最適化した)ものだろうから他人が使うものじゃないんだなあ。
小学校では、計算のロジックは教える。けどうちの子を見てるとそのロジックを自分のものにするのが大変なようだ。
ぼくは計算の入り口では特に困らなかったというか自然にできてたのでさらにそれを教えるための糸口が見えない。
足し算引き算でつまずく子には数をイメージで教えると良いそうだ。5個の玉を基本の1ブロックとして、とにかくその5個1ブロックを基準に脳内に焼き付ける。
手を動かして玉を並べて、数字とブロックのイメージを自分のモノにすればそこから先は速いようだ。
たしかに、よく考えると自分はそういうロジックで計算してそうな気もする。
今日困ったのは鉄棒の逆上がり。
鉄棒を握りトンっと地面を蹴ればクルリと体が回り逆上がりができる。
できるのだけどそれを教えるのってどーしたら良いの。
体が勝手に動くことを、手順に分解して説明できるタイプの人ってマジスゲー。
とにかく今日は、こどもちゃんは逆上がりができない、ぼくは逆上がりを教えられない、という双方負け状態で肩を落として帰還しました。
ちょっと勉強しとく。
前 | 2011年 5月 |
次 | ||||
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 |
8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 |
15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 |
22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 |
29 | 30 | 31 |