...pudding - diary

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2012-04-02

_ [オコサマ] ポケモンクリアーだぜ

オコサマが8歳の誕生日の時、ポケモンBWを買ってあげました。

最初の頃はそもそも何をどうしたらいいかわかってなかったようです。

そこから徐々にゲームの作法を覚え、RPGならではのフラグ立て的な概念を覚え、ある程度の広がりを持つ世界やストーリーも追える程度にアタマも育ってきたのでしょう。

ゲーム始めてから10ヶ月。父ちゃん手伝って!と2カ所ほど手伝いましたがそのほかは試行錯誤と友達との情報交換で見事にクリアです。

攻略サイトや攻略本の類は一切参照しませんでした。

ゲーム世界に用意されたあらゆるデータをすべて味わいたい向きにはそのようなものが大事なのでしょう。

ですがうちのこにとってはそこはあまり大事じゃないらしく。自分が歩んできたストーリーが完結したということが素敵なことだったようです。

僕がテレビゲームのRPGに触れたのは小学校高学年だか中学生だったかそのくらいでした。凝縮された箱庭感。ワクワクするヒーローストーリー。収集癖をくすぐる数々の仕掛け。そういうのがドカンと開いたような気がします。

それをもう小学校1~2年生で通過してしまっているという。

手を伸ばせば触れることのできる知識の量は数十年前と比べると圧倒的に増えています。

良いことなのか悪いことなのか。数十年経ってみないと結論は出ないのでしょう。そしてそれは我々には判断できないことなのでしょう。

自分たちのこどもの頃と比較して、こどもとはこうあるべきと言いますが既にもう前提となる世界が変わってしまっているのです。テレビは高精細多チャンネル当たり前、外出中でも電話連絡できるの当たり前、撮った写真がその場で見れるの当たり前、公園でかくれんぼできないの当たり前。

我々がガキンチョの頃、見守ってくれてた地域のじいちゃんばあちゃんたちはもういないのです。もう昔には戻れないのです。それは大人たちの脳内だけにとどめておこう。

今の世の中に適応したこどもたちをみていてあげよう。


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