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2016-09-29
_ [オデカケ] 平安の秘仏 櫟野寺の大観音とみほとけたち
東京国立博物館で 2016.09.11 ~ 2016.12.11 の期間で展示されてる。というやつを見てきた。
自分の故郷にこれだけの立派なものがあるなんて知らなかった。大人たちも教えてくれなかったし、街の歴史の授業でも教えてくれなかった。
ぼくの息子がいまちょうどこの仏像のような顔をしている。平安時代からの血がここまで続いているのかもしれない。もしかしたら。
千年前の木造の像が朽ちずに残っているなんて。さすがにいくつかの像は虫食いにあったりしていたけれども。
材料の木材は何なのだろう。櫟なのかな。
実家の近くを杣川という川が流れている。古い文献では「杣」はおもに寺社や宮殿の用材伐採地のことらしく、杣川ということは、甲賀杣で伐採した木材を運んだりしたのだろうか。今回展示されている仏像もこの杣の材木が使われているのだろうか。
像高が3.12mもある十一面観音菩薩は圧巻。まじか。平安時代にあの山奥の小さな集落にこれだけのものを作ったのか。それだけ何か意味のある地点だったのかな。
もともと隠れ里的な集落は好きだったのだけど、これはちょっと白州正子の「かくれ里」を片手にマジメに廻らなければいけないな。
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